楽天イーグルス、小説、思考を気の向くまま

小説、音楽、野球観戦 等々 関心のある内容を雑多備忘録代わりに

森見登美彦『恋文の技術』

森見登美彦『恋文の技術』

 

森見節全開といった印象。

久々にニヤニヤしながら読み進めた小説であった。

 

特に第10話における間宮少年への「おっぱい事件」に対する言い訳が秀逸であった。

オパイバンザイエというおっぱいに似たクラゲの研究であったと。これに対しては笑いを禁じ得ない。

 

阿呆極まりない主人公守田青年にも共感しつつ、2日程で読み終えてしまった。

 

仕事で疲れた日常を忘れられた、至福の時間を与えてくれた。